おすすめランク7エクシーズモンスター5選
《No.89 電脳獣ディアブロシス》
レベル7モンスター×2
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を選んで裏側表示で除外する。
②:このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを裏側表示で除外する。
③:相手のカードが裏側表示で除外された場合に発動できる。裏側表示で除外されている相手のカードの数だけ、相手のデッキの上からカードを裏側表示で除外する。
【クシャトリラ】の登場で注目されているカード。
①の効果は、1ターンに1度、エクシーズ素材を取り除くことで、相手のEXデッキのカードを1枚裏側のまま除外する効果です。
相手のEXデッキに干渉できる数少ないカードで、相手がEXデッキのモンスターを軸とするデッキであればあるほど効果を発揮します。
発動条件は違うものの、《クシャトリラ・ユニコーン》と同じ効果で、両方採用することで、相手のEXデッキを大幅に削ることができます。
《クシャトリラ・ユニコーン》は「レベル7」のモンスターで、《No.89 電脳獣ディアブロシス》のエクシーズ素材にもできるので、《クシャトリラ・ユニコーン》をデッキに採用するのであれば、《No.89 電脳獣ディアブロシス》も一緒に採用するといいでしょう。
②の効果は、このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に、相手の墓地のカード1枚を裏側で除外できる効果です。
こちらの効果は、戦闘でモンスターを破壊する必要がありますが、相手の墓地のカード裏側で除外することができます。
今の遊戯王は、墓地を使わないデッキがないというくらい墓地から展開するデッキがほとんどです。
なので、墓地のカードを裏側で除外できる効果は非常に強力です。
③の効果は、1ターンに1度、相手のカードが裏側で除外された場合に、相手の裏側で除外されているカードの数だけ、相手のデッキの上からカードを裏側で除外できる効果です。
①②の効果がトリガーとなって③の効果が発動し、相手のデッキを裏側で削ります。
このカードがフィールドに存在する状況で、相手が《強欲で貪欲な壺》を発動した場合は、合わせて20枚ものカードが相手のデッキから除外されることになります。
また、「レベル7」で統一されていて、カードを裏側で除外するのが特徴の【クシャトリラ】との相性が良いカードで、これから注目のカードです。
《幻獣機ドラゴサック》
レベル7モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
②:自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
③:1ターンに1度、自分フィールドの「幻獣機」モンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
①の効果は、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、自分フィールドに「幻獣機トークン」2体を特殊召喚できる効果です。
特殊召喚したトークンは、リンク召喚にも使え、《幻獣機ドラゴサック》と合わせると、リンク3のモンスターまで召喚することができます。
②の効果は、自分フィールドにトークンが存在していれば、このカードは戦闘・効果では破壊されないというものです。
①の効果でトークンを出していれば、相手はまずそちらを除去してからじゃないと、このモンスターを戦闘・効果で破壊することはできません。
墓地へ送る効果や破壊をしない除外、バウンスへの耐性はないので、そこは気をつけましょう。
③の効果は、自分フィールドの「幻獣機」モンスターを1体リリースすることで、フィールドのカードを1枚破壊できる効果です。
①の効果で特殊召喚したトークンもコストとして使えるので、実質ノーコストで除去が可能です。
ただし、この効果を発動したターンは、このカードは攻撃できなくなる点には注意が必要です。
《No.11 ビッグ・アイ》
レベル7モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
エクシーズ素材を1つ取り除くことで、相手フィールドのモンスター1体のコントロールを得る効果を持っています。
このコントロールを得るのはターン終了時までではなく、永久にです。
シンプルな効果ですが、とても強力で汎用的な効果です。
このカードも、先ほどの《幻獣機ドラゴサック》と同じで、効果を使うとそのターンは攻撃できなくなります。
それを差し引いても強い効果なので、「ランク7」エクシーズを使うデッキであれば、1枚は入れておきたいカードですね。
《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》
レベル7モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。自分フィールドに「バトル・イーグル・トークン」(機械族・風・星6・攻2000/守0)を可能な限り特殊召喚する。この効果で特殊召喚したトークンはこのターンのエンドフェイズに破壊される。この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
エクシーズ素材を2つ取り除くことで、自分フィールドに「バトル・イーグル・トークン」を可能な限り特殊召喚できる効果を持っています。
《No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク》をエクストラモンスターゾーンに召喚していれば、5体ものトークンを生み出すことができ、高リンクモンスターにつなげることもできます。
ただし、このトークンはそのターンのエンドフェイズに破壊されるので、この効果を使ったターンに最大限利用しましょう。
そしてこの効果を使うと、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になります。
このカード自体に除去性能などはないので、高リンクモンスターを出すための中継役として使いましょう。
《No.76 諧調光師グラディエール》
レベル7モンスター×2
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの属性は、このカードがX素材としているモンスターのそれぞれの属性としても扱う。
②:このカードは、このカードと同じ属性を持つモンスターとの戦闘では破壊されず、このカードと同じ属性を持つ相手モンスターが発動した効果では破壊されない。
③:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。このカードのX素材を1つ取り除き、対象のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。この効果は相手ターンでも発動できる。
1つ目の効果は、このカードの属性は、このカードがエクシーズ素材としているモンスターの属性としても扱うというものです。
「闇属性」のモンスターを素材にしていれば、「光属性」と「闇属性」になり、「水属性」と「風属性」のモンスターを素材にしているなら「光属性」「水属性」「風属性」となります。
2つ目の効果は、このカードと同じ属性を持つモンスターとの戦闘では破壊されず、このカードと同じ属性を持つ相手モンスターが発動した効果では破壊されなくなるというものです。
「光属性」+「1つ目の効果で追加した属性」の相手モンスターからの戦闘・効果破壊への耐性が付きます。
1つ目の効果で、複数の属性でエクシーズをすることで、破壊耐性の範囲を広くすることができます。
ただ、この効果を活用しようとして無理に複数の属性でエクシーズしようとするのはやめた方がいいと思います。
複数の属性のモンスターを使ってエクシーズ召喚できたらラッキーくらいの感じでいいでしょう。
3つ目の効果は、このカードのX素材を1つ取り除き、相手の墓地のモンスター1体をこのカードの下に重ねてX素材とする効果です。
相手の墓地からの蘇生効果などにチェーンすることで、それを妨害できます。
また、場合によってはこのカードの属性が増え、②の効果の耐性の範囲が広がることにもなります。
この効果は、相手ターンにも使えるので、相手の展開を阻止するためなどに使いましょう。
ランク7を狙いやすいデッキ
クシャトリラ
「ランク7」エクシーズを狙いやすいデッキの1つ目は、【クシャトリラ】です。
【クシャトリラ】は、レベル7のモンスターで統一されており、自身に特殊召喚できる効果がついています。
また、【クシャトリラ】の永続魔法カードである《クシャトリラ・バース》には、「レベル7」モンスターを召喚するために必要なリリースをなくす効果もあります。
そのため、「レベル7」モンスターを2体並べやすく、「ランク7」エクシーズにつなげやすいデッキです。
特に《No.89 電脳獣ディアブロシス》との相性が抜群です。
【クシャトリラ】についての解説はこちらで行なっていますので、ぜひご覧ください。
ブラック・マジシャン
【ブラック・マジシャン】も「レベル7」エクシーズモンスターを出しやすいデッキです。
《ブラック・マジシャン》自体が「レベル7」のモンスターで、サポートカードにより、手札・デッキ・墓地あらゆる場所から特殊召喚することができます。
なので、このデッキも「レベル7」モンスターが並ぶことが多く、「ランク7」エクシーズに繋げやすいです。
「ブラック・マジシャン」デッキの最優先「ランク7」エクシーズモンスターは、《幻想の黒魔導師》になりますが、どのデッキにも使える汎用「ランク7」エクシーズモンスターではないと判断したので、ここでの紹介は省かせていただきました。
ただ、《No.11 ビッグ・アイ》や《幻獣機ドラゴサック》を出すことも可能なので、状況によっては、これらのエクシーズモンスターを出しましょう。