御巫(みかんこ)デッキレシピ
動き・回し方
《オオヒメの御巫》を見せて、「御巫」カードをサーチ
「御巫神楽」により降臨。このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。デッキから「オオヒメの御巫」以外の「御巫」カード1枚を手札に加える。その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。②:このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。③:自分・相手ターンに、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを装備可能なフィールドのモンスター1体に装備する。
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「御巫」の儀式モンスターである《オオヒメの御巫》は、手札のこのカードを相手に見せることで、デッキから《オオヒメの御巫》以外の「御巫」カードを1枚手札に加え、その後、手札を1枚捨てるという効果を持っています。
特に条件もなく、「御巫」カードならなんでも持ってこれる汎用性の高い効果で、その時の手札や状況によって、様々な選択肢の中から選ぶことができます。
おすすめは、《伝承の大御巫》です。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札から「御巫」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主の手札に戻る。②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「伝承の大御巫」以外の「御巫」カード1枚を墓地へ送る。
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《伝承の大御巫》は、手札から「御巫」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚することができる効果を持っていて、これにより儀式モンスターの《オオヒメの御巫》を手札から特殊召喚することができます。
この効果で特殊召喚したモンスターは、相手のエンドフェイズに手札に戻ってしまいますが、《オオヒメの御巫》は手札からのサーチ効果があるので、手札に戻ることはマイナスにはなりません。
《伝承の大御巫》にはもう1つ効果があり、墓地のこのカードを除外することで、デッキから《伝承の大御巫》以外の「御巫」カードを1枚墓地へ送ることができます。
《オオヒメの御巫》の効果で、自分・相手のターンに自分の墓地の装備魔法カード1枚を、そのカードが装備可能なフィールドのモンスターに装備できるので、《伝承の大御巫》の効果でデッキから「御巫」装備魔法カードを墓地に送っておくと、《オオヒメの御巫》の効果でそのまま装備することができるようになります。
ここで、《オオヒメの御巫》の効果で装備できる「御巫」装備魔法カードをいくつか紹介します。
御巫の水舞踏
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:装備モンスターは効果では破壊されない。②:自分メインフェイズに発動できる。装備モンスターとは元々のカード名が異なる「御巫」モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚し、このカードをそのモンスターに装備する。その後、このカードを装備していたモンスターを持ち主の手札に戻す。
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《御巫の水舞踏》は、自分メインフェイズに、装備モンスターとは元々のカード名が異なる「御巫」モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚して、このカードをその特殊召喚したモンスターに装備し、その後、最初にこのカードを装備していたモンスターを手札に戻すという効果を持っています。
《オオヒメの御巫》に装備した《御巫の水舞踏》の効果を発動し、デッキから《鏡の御巫ニニ》を特殊召喚することで、《鏡の御巫ニニ》の②の効果で、相手ターンにフリーチェーンで相手フィールドのモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得ることができるようになります。
手札に戻った《オオヒメの御巫》は、次のターンに再びサーチを使えるので、手札に戻すことがデメリットにはなりにくいのもポイントです。
御巫の祓舞
「御巫」モンスターにのみ装備可能。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:装備モンスターは効果では破壊されない。②:相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、自分及び相手フィールドのモンスターを1体ずつ対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
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《御巫の祓舞》は、相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合に、自分と相手のフィールドのモンスターを1体ずつ持ち主の手札に戻すことができる効果を持った装備魔法カードです。
手札へのバウンスなので、効果破壊耐性を持ったモンスターに有効な効果で、発動条件も「相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合」なので、割と簡単に満たすことができます。
壊獣モンスターを相手フィールドに特殊召喚した場合も発動可能で、相手モンスターをリリースして壊獣モンスターを特殊召喚した後、この効果を使うことで、壊獣モンスターを回収することができ、再利用することができます。
また、《御巫の祓舞》を《鏡の御巫ニニ》に装備した場合、《鏡の御巫ニニ》の②の効果で相手モンスター1体のコントロールを奪うことができ、さらにその後相手がモンスターを特殊召喚したら《御巫の祓舞》の効果で、相手フィールドのモンスターと相手から奪ったモンスターをバウンスすれば、こちらの消費は0で相手のモンスターを2体処理することができます。
御巫の誘い輪舞
相手フィールドのモンスターに装備できる。このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:「御巫の誘い輪舞」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。②:自分フィールドに「御巫」モンスターが存在する限り、装備モンスターのコントロールを得る。③:装備モンスターは自分フィールドに存在する限り、効果を発動できない。④:このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは墓地へ送られる。
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《御巫の誘い輪舞》は、相手フィールドのモンスターに装備することができる装備魔法カードで、「御巫」モンスターが自分フィールドに存在する限り、装備した相手モンスターのコントロールを得ることができる効果を持っています。
《オオヒメの御巫》の効果でも相手モンスターに装備することができ、実質フリーチェーンで相手のモンスターを奪うことができます。
さらにそれがレベルをもつモンスターだった場合、奪ったモンスターと《オオヒメの御巫》でエクシーズすることによって、《交血鬼ーヴァンパイア・シェリダン》をエクシーズ召喚することが可能です。
《交血鬼ーヴァンパイア・シェリダン》は、元々の持ち主が相手のモンスターをエクシーズ素材とする場合、そのモンスターのレベルを6として扱うことができるので、レベル6の《オオヒメの御巫》と合わせることで出すことができます。
以上が《オオヒメの御巫》の効果で装備できるおすすめの「御巫」装備魔法カードです。
他にも何種類かあるので、状況によってはそちらも選択肢に入ってくるかもしれません。
自分が受けるはずの戦闘ダメージを相手に
【御巫】は、相手モンスターと積極的に戦闘を行いながらライフを削っていくテーマですが、削り方が少し特殊です。
「御巫」モンスターは全て攻・守0です。
なので、普通に戦闘するだけでは相手のライフを削ることができません。
ではどうするかというと、装備魔法カードを装備した状態で相手モンスターと戦闘しましょう。
《オオヒメの御巫》以外の下級「御巫」モンスターは、装備魔法カードが装備されていると「戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける」という効果を得ることができます。
つまり、装備魔法カードを装備した「御巫」モンスターで相手モンスターに突っ込んでいくことにより、相手にダメージを与えることができるようになります。
相手モンスターの攻撃力もしくは守備力が高ければ高いほど大きなダメージを与えることが可能です。
《オオヒメの御巫》は、標準でこの効果が備わっているので、装備魔法カードを装備せずに戦闘を行っても大丈夫です。
ランク6エクシーズを狙いやすい
《オオヒメの御巫》は、他にもう1枚手札があれば特殊召喚まで行うことができるモンスターなので、ランク6エクシーズなど狙いやすくなります。
このデッキで行える一番簡単なランク6エクシーズモンスターの出し方は、
- 《宣告者の神巫》を召喚し、①の効果でEXデッキから《虹光の宣告者》を墓地へ送りレベルを6にする
- 墓地へ送られた《虹光の宣告者》の効果でデッキから《オオヒメの御巫》をサーチし、手札に持ってきた《オオヒメの御巫》を相手に見せ、デッキから《伝承の大御巫》を手札に加え、その後手札を1枚捨てる
- 《伝承の大御巫》を発動し、手札から《オオヒメの御巫》を条件を無視して特殊召喚
- フィールドの《宣告者の神巫》と《オオヒメの御巫》でエクシーズ
です。
《宣告者の神巫》と手札がもう1枚あれば、ここまで繋げることが可能になります。
おすすめのランク6エクシーズモンスターは、こちらにまとめていますので参考にしてください。
《アルティマヤ・ツィオルキン》から《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の動きも
先ほどの《宣告者の神巫》と《オオヒメの御巫》の並びから、ランク6エクシーズに行かずに《アルティマヤ・ツィオルキン》から《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を出すこともできます。
《アルティマヤ・ツィオルキン》は、レベル5以上で同じレベルの、 チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚することができるシンクロモンスターです。
御巫(みかんこ)と相性の良いカード
宣告者の神巫
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。②:このカードがリリースされた場合に発動できる。手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
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《宣告者の神巫》は、召喚・特殊召喚に成功した場合に、デッキ・EXデッキから天使族モンスターを墓地へ送ることで、このカードのレベルをターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル分上げることができる効果を持っています。
このカードは儀式を行うデッキではよく採用されるモンスターで、この効果でEXデッキから《虹光の宣告者》を墓地へ送ることで、墓地へ送られた《虹光の宣告者》の効果が発動し、デッキから儀式モンスターか儀式魔法カードを1枚手札に加えることができます。
この効果で、《オオヒメの御巫》を手札に持ってくることで、《オオヒメの御巫》のサーチ効果が使えるようになり、スムーズに動き出すことができます。
さらに、《オオヒメの御巫》の効果で《伝承の大御巫》をサーチし発動することで特殊召喚することができるので、レベルが6になった《宣告者の神巫》と合わせることで、ランク6エクシーズモンスターをエクシーズ召喚することが可能です。
また、《宣告者の神巫》の効果で墓地へ送るモンスターを《虹光の宣告者》から《旧神ヌトス》に変えれば、墓地へ送られた《旧神ヌトス》の効果で、フィールドのカードを1枚破壊することもできます。
サイバー・エンジェルー弁天ー
「機械天使の儀式」により降臨。①:このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。②:このカードがリリースされた場合に発動できる。デッキから天使族・光属性モンスター1体を手札に加える。
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《サイバー・エンジェルー弁天ー》は、レベル6の儀式モンスターです。
《機械天使の儀式》という儀式魔法カードの効果で儀式召喚可能なモンスターなのですが、「御巫」デッキに採用する場合、基本的にこのカードを儀式召喚することはないでしょう。
このカードの主な使い道は、儀式召喚のリリース要員です。
このカードは、リリースされた場合に、デッキから「天使族・光属性」モンスターを1体手札に加えることができるので、《オオヒメの御巫》の儀式の素材としてリリースすることで、デッキから「天使族・光属性」モンスターを手札に持ってくることができます。
「御巫」デッキに採用される主な「天使族・光属性」モンスターは、《オオヒメの御巫》か《宣告者の神巫》のどちらかでしょう。
《宣告者の神巫》を持ってきて、上で紹介したような動きのするのもいいですし、次のターンのために、また《オオヒメの御巫》を持ってきておくのもありです。
レベル6なので、このモンスター1体で《オオヒメの御巫》の儀式要員になることができ、さらに次のターンの準備もできるカードなので、ぜひ《宣告者の神巫》と一緒に採用したいところです。
焔聖騎士ーリナルド
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。②:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「焔聖騎士-リナルド」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
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《焔聖騎士ーリナルド》は、炎属性・戦士族のレベル1モンスターで、自分フィールドに「戦士族・炎属性」モンスターがいれば手札から特殊召喚することができるという効果を持っています。
「御巫」デッキでは《剣の御巫ハレ》が「戦士族・炎属性」なので、《剣の御巫ハレ》がフィールドに存在すると特殊召喚が可能です。
また、このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地か除外されているカードの中から《焔聖騎士ーリナルド》以外の「戦士族・炎属性」モンスター1体か装備魔法カードを手札に加えることができます。
【御巫】は、装備魔法を駆使しながら戦っていくテーマなので、墓地に装備魔法カードが溜まりやすいのですが、《オオヒメの御巫》が、1ターンに1度、墓地の装備魔法カードを装備できるという効果を持っているので、墓地からてきとうに装備魔法カードを手札に戻してしまうと、《オオヒメの御巫》の効果を活かすことができなくなります。
墓地に、ある程度装備魔法カードがあるのを確認した上で、戻していいものと墓地に残しておいた方がいいものとを見極めるようにしましょう。
《御巫の火叢舞》と《御巫の水舞踏》は、自分のターンに発動する効果なので、この2枚は手札に戻してもいいかもしれません。
逆に《御巫の誘い輪舞》は、相手のターンに《オオヒメの御巫》の効果で装備すると強いカードなので、墓地に残しておいた方がいいでしょう。
儀式の準備
①:デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
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《儀式の準備》は、デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加え、その後、自分の墓地の儀式魔法カードを1枚手札に加えることができる効果を持っています。
単純に《オオヒメの御巫》のサーチ手段として使え、もし《オオヒメの御巫》が手札にあるなら、儀式の素材として使える《サイバー・エンジェルー弁天ー》を手札に加えることもできます。
儀式を行うテーマであれば《儀式の準備》か《儀式の下準備》のどちらかは必ずと言っていいほど採用されるのですが、【御巫】の場合は、「御巫」儀式魔法カードの《御巫神楽》に《オオヒメの御巫》のカード名が記されていないので、《儀式の下準備》が使えず、《儀式の準備》の方を採用することになります。
ストーンヘンジ
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の墓地の攻撃力0のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
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《ストーンヘンジ》は、自分の墓地の攻撃力0のモンスター1体を対象として発動することができ、そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備するという効果を持った装備魔法カードです。
「御巫」モンスターは、全て攻撃力0のモンスターなので、このカードの効果で墓地から蘇生させることが可能です。
儀式モンスターである《オオヒメの御巫》も、《御巫神楽》を使用し正規の方法で特殊召喚している場合は、墓地から特殊召喚することができます。
墓地から「御巫」モンスターを蘇生でき、さらにそのままそのモンスターに装備できるので、「御巫」モンスターの効果も使用することが可能になり、とても便利です。
交血鬼ーヴァンパイア・シェリダン
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う。①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。②:1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
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《交血鬼ーヴァンパイア・シェリダン》は、ランク6のエクシーズモンスターです。
レベル6以上のモンスター2体以上でエクシーズ召喚できるのですが、このカードは、元々の持ち主が相手のモンスターをこのカードのエクシーズ素材とする場合、そのモンスターのレベルを6として扱うことができるという少し変わった効果を持っています。
「御巫」デッキには、《御巫の誘い輪舞》という相手のモンスターのコントロールを得ることができる装備魔法が存在するので、それを使って相手のモンスターを奪うことでこのカードのエクシーズ素材にすることができます。
ただし、エクシーズモンスターやリンクモンスターなどのレベルを持たないモンスターは、レベル6にならずエクシーズ素材にはできないので注意が必要です。
このカードの①の効果は、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで、相手フィールドのカードを1枚墓地へ送ることができる効果です。
対象を取る効果ではありますが、「破壊」ではなく「墓地へ送る」なので、「効果破壊耐性」を持ったモンスターや「破壊された場合に効果を発動するモンスター」などの処理に有効です。
②の効果は、1ターンに1度、フィールドのモンスターが、効果で相手の墓地へ送られた場合か戦闘で破壊されて相手の墓地へ送られた場合に、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで、そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚することができる効果です。
①の効果で相手のモンスターを墓地へ送り、②の効果でそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できるので、このカード1枚で完結することができます。
もちろん①の効果で墓地へ送るのは、モンスターに限らず魔法・罠カードも選択することができますが、このカードの効果を最大限に活かしたい場合は、モンスターを墓地へ送るのがいいでしょう。
アルティマヤ・ツィオルキン
ルール上、このカードのレベルは12として扱う。このカードはS召喚できず、自分フィールドの表側表示のレベル5以上で同じレベルの、チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。①:1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた時に発動できる。「パワー・ツール」Sモンスターまたはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。②:フィールドのこのカードは、他の自分のSモンスターが存在する限り、攻撃対象及び、効果の対象にならない。
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《アルティマヤ・ツィオルキン》は、シンクロモンスターなのですが、召喚方法が少し特殊なモンスターです。
自分フィールドのレベル5以上で同じレベルの、チューナーと非チューナーモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚することができます。
最初に紹介した《宣告者の神巫》の、ランク6エクシーズへの動きの中で、エクシーズ直前のレベル6の《宣告者の神巫》と《オオヒメの御巫》が並んでいる状態がまさに「レベル5以上で同じレベルの、チューナーと非チューナーモンスターが1体ずつ並んでいる状態」になります。
なので、その状態でエクシーズに行かずに、その2体を墓地へ送ることで、《アルティマヤ・ツィオルキン》を特殊召喚することができます。
《アルティマヤ・ツィオルキン》は、1ターンに1度、自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた場合に、「パワー・ツール」シンクロモンスターかレベル7・8のドラゴン族シンクロモンスターをEXデッキから特殊召喚することができるという効果を持っているので、この効果で、ターン1で相手モンスターの効果を無効にし破壊できる《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》出して、相手にプレッシャーをかけることができます。
また、【御巫】は装備魔法を多用するデッキなので、「パワー・ツール」系のシンクロモンスターを採用するのも面白いかもしれません。
御巫 展開パターン紹介
展開例① 手札2枚初動 《宣告者の神巫》+手札コスト1枚
- 《鏡の御巫ニニ》
- 《珠の御巫フゥリ》
- 《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》
- 《御巫の水舞踏》(《鏡の御巫ニニ》に装備)
- 《御巫舞踊ー迷わし鳥》(《珠の御巫フゥリ》に装備)
- 《メタルシルバー・アーマー》(《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》に装備)
- 《月鏡の盾》(《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》に装備)
- 《宣告者の神巫》×1
- 《オオヒメの御巫》×1
- 《鏡の御巫ニニ》×1
- 《珠の御巫フゥリ》×1
- 《虹光の宣告者》×1
- 《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》×1
- 《伝承の大御巫》×1
- 《御巫の水舞踏》×1
- 《御巫舞踊ー迷わし鳥》×1
- 《メタルシルバー・アーマー》×1
- 《月鏡の盾》×1
- 《御巫の契り》×1
- 《宣告者の神巫》を通常召喚し、①の効果で、EXデッキから《虹光の宣告者》を墓地へ送り、《宣告者の神巫》のレベルを6にする。
- 墓地に送られた《虹光の宣告者》の③の効果で、デッキから《オオヒメの御巫》を手札に加える。
- 手札の《オオヒメの御巫》の①の効果で、このカードを相手に見せることで、デッキから《伝承の大御巫》を手札に加え、その後、手札を1枚捨てる。
- 手札の《伝承の大御巫》を発動し、手札の《オオヒメの御巫》を召喚条件を無視して特殊召喚する。
- 墓地の《伝承の大御巫》を除外し、デッキから《御巫の水舞踏》を墓地へ送る。
- フィールドの《オオヒメの御巫》の③の効果で、墓地の《御巫の水舞踏》を《オオヒメの御巫》に装備する。
- 《御巫の水舞踏》の②の効果で、デッキから《珠の御巫フゥリ》を特殊召喚し、《御巫の水舞踏》を《珠の御巫フゥリ》に装備して、《オオヒメの御巫》を手札に戻す。
- 《珠の御巫フゥリ》に装備カードが装備されたので③の効果が発動し、デッキから《御巫の契り》を手札に加える。
- フィールドの《宣告者の神巫》と《珠の御巫フゥリ》でシンクロし、EXデッキから《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》をシンクロ召喚。
- 《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》の①の効果で、デッキから《御巫舞踊ー迷わし鳥》《メタルシルバー・アーマー》《月鏡の盾》の3枚をこのカードに装備する。
- 《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》の②の効果で、《御巫舞踊ー迷わし鳥》を墓地へ送り、このカードの表示形式を変更する。
- 墓地の《御巫舞踊ー迷わし鳥》の③の効果で、墓地の《珠の御巫フゥリ》を特殊召喚し、このカードを装備する。
- 手札の《御巫の契り》を魔法・罠ゾーンにセットしてターンエンド。
- 次のターンのスタンバイフェイズに、《御巫の契り》を発動し、デッキから《鏡の御巫ニニ》を特殊召喚し、墓地の《御巫の水舞踏》を《鏡の御巫ニニ》に装備。
最終盤面と出来ること
- 《鏡の御巫ニニ》
- 《珠の御巫フゥリ》
- 《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》
- 《御巫の水舞踏》(《鏡の御巫ニニ》に装備)
- 《御巫舞踊ー迷わし鳥》(《珠の御巫フゥリ》に装備)
- 《メタルシルバー・アーマー》(《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》に装備)
- 《月鏡の盾》(《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》に装備)
- 《鏡の御巫ニニ》の②の効果で、相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る。
- 《珠の御巫フゥリ》の②の効果で、自分フィールドに装備カードが存在する限り、自分フィールドの「御巫」カードは相手の効果の対象にならない。
- 《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》の②の効果で、自分・相手のメインフェイズに、このカードに装備されている装備魔法カードを墓地へ送り、フィールドの効果モンスター1体の表示形式を変更するか、効果をターン終了時まで無効にする。
- 《メタルシルバー・アーマー》の効果で、装備モンスターがフィールドに存在する限り、相手は装備モンスター以外のお互いのフィールド・墓地・除外ゾーンのモンスターを効果の対象にできなくなる。