忍者と相性の良いカード7選
増援
①:デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
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《増援》は、デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体をサーチすることができる魔法カードです。
《増援》を発動することで、「忍者」デッキの初動として優秀な《忍者マスターHANZO》や《成金忍者》をデッキからサーチすることができます。
《忍者マスターHANZO》は召喚成功時に、デッキから「忍法」カードを1枚手札に持ってくることができるので、この効果を使ってデッキから《忍法 変化の術》や《忍法 超変化の術》などの「忍法」カードを持ってきましょう。
持ってきた《忍法 変化の術》や《忍法 超変化の術》をセットすることで、《忍者マスターHANZO》をコストにして、これらの「忍法」カードを発動することができます。
そこから、この後紹介するようなモンスターに変化して、相手の妨害をしていきましょう。
霞の谷の巨神鳥
このカードの効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。①:魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの「ミスト・バレー」カード1枚を対象として発動できる。その自分の「ミスト・バレー」カードを持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。
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《霞の谷の巨神鳥》は、レベル7の鳥獣族モンスターです。
《忍法 変化の術》で、レベル4以上の「忍者」モンスターをリリースすることで、手札・デッキから特殊召喚することができます。
《忍者マスターHANZO》の効果で《忍法 変化の術》を持ってきて、《忍者マスターHANZO》をコストに《忍法 変化の術》を発動することで簡単に出すことができます。
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に、自分フィールドの「ミスト・バレー」カードを1枚手札に戻すことで、その発動を無効にすることができる効果を持っており、自身も「ミスト・バレー」なので、自身を手札に戻してこの効果を発動することも可能です。
手札に戻しても、また《忍法 変化の術》を使うことで、手札から特殊召喚できるので、手札で腐ることもありません。
《忍法 変化の術》は、対象のモンスターがフィールドから離れても残り続けるので、《忍法 落葉舞》の効果で、手札に回収することで使い回すことができます。
「忍者」は、相手の効果を無効にする系のカードが少ないので、このカードを採用することで、妨害の枚数を増やすことができます。
ダーク・シムルグ
①:このカードが手札に存在する場合、自分の墓地から闇属性と風属性のモンスターを1体ずつ除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。②:このカードが墓地に存在する場合、手札から闇属性と風属性のモンスターを1体ずつ除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの属性は「風」としても扱う。④:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はカードをセットできない。
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《ダーク・シムルグ》は、レベル7の鳥獣族モンスターで、《霞の谷の巨神鳥》と同じく《忍法 変化の術》で特殊召喚することができるカードです。
このカードがモンスターゾーンにいると、相手はカードをセットすることができなくなります。
罠カードを多用するデッキ相手であればとても有効なカードで、このカードだけで相手を封じ込めたりすることもできます。
また、《忍法 変化の術》がなくても、このカードは自身の効果で手札から特殊召喚することが可能です。
特殊召喚方法は、自分の墓地の「闇属性」モンスターと「風属性」モンスターをそれぞれ1体ずつ除外することです。
「闇属性」モンスターは《忍者マスターHANZO》や融合モンスターの《戎の忍者-冥禪》などが存在し、「風属性」モンスターは《若い忍者》や《獣の忍者ー獏》が存在するので、そこまで難しい条件ではありません。
相手のデッキによっては、あまり活躍ができない可能性があるので、優先度は《霞の谷の巨神鳥》よりは低めです。
ダイナレスラー・パンクラトプス
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。②:自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。
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《ダイナレスラー・パンクラトプス》は、レベル7の恐竜族モンスターです。
このカードは、《忍法 超変化の術》で合計レベルを7以上にすることで、デッキから特殊召喚することができます。
自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスターを1体リリースすることで、相手フィールドのカードを破壊することができる効果を持っていて、この効果は相手のターンでも発動できます。
このカードも《霞の谷の巨神鳥》同様、自身をリリースして効果を発動することが可能です。
《忍法 超変化の術》でこのカードを出すと、《忍法 超変化の術》で相手のモンスターを1体処理した後、このカードの効果で相手フィールドのカード1枚を破壊できるので、合計2枚のカードを除去できるということになります。
もし手札にこのカードが来たとしても、自身で特殊召喚できる効果を持っているので、腐ることがありません。
フリーチェーンで相手のカードを破壊できる効果は非常に強力なので、《忍法 超変化の術》の選択肢として是非とも採用しましょう。
アルバスの落胤
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分・相手フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。この効果で融合召喚する場合、このカード以外の自分フィールドのモンスターを融合素材にできない。
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《アルバスの落胤》は、レベル4のドラゴン族モンスターで、このカードも《忍法 超変化の術》の効果でデッキから特殊召喚することができます。
このカードは、召喚・特殊召喚された場合に、手札を1枚捨てることで、融合モンスターによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを、自分・相手フィールドから墓地へ送り、その融合モンスターをEXデッキから融合召喚することができる効果を持っています。
相手フィールドのモンスターも融合素材にできるので、《忍法 超変化の術》から特殊召喚することによって、《ダイナレスラー・パンクラトプス》と同じく、相手のモンスターを2体処理することが可能になります。
《アルバスの落胤》の融合先は非常に豊富で、融合素材も《アルバスの落胤》+「レベル8以上のモンスター」や、《アルバスの落胤》+「このターンに特殊召喚された効果モンスター」だったりとパターンが多く、相手のモンスターを融合素材にしやすいです。
このカードも、《忍法 超変化の術》を使うデッキなら、是非とも採用したいカードです。
Vivid Tail
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。このカードを自分フィールドにセットし、その表側表示のカードを持ち主の手札に戻す。この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。このターン、自分はこの効果で手札に戻したカード及びその同名カードの効果を発動できない。
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《Vivid Tail》は、自分フィールドのカード1枚を対象として発動し、そのカードを手札に戻す効果を持った罠カードです。
一見、自分のカードを戻すことに意味がないように思えますが、《忍法 変化の術》や《忍法 超変化の術》などの「忍法」カードは、効果で特殊召喚したモンスターがフィールドから離れても、魔法・罠ゾーンに残り続けます。
なので、そのカードをこの《Vivid Tail》の効果で手札に回収することによって、再び使えるようにすることができます。
さらに、このカードが墓地に存在する場合に、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象とし、このカードをフィールドにセットし、対象の表側表示のカードを手札に戻すことができます。
つまり、普通にセットして発動する①の効果で1回、墓地に存在する場合に発動する②の効果で2回、さらに②の効果でこのカードを自分フィールドにセットし①の効果をもう1度使うことで、合計3回も効果を使うことが可能です。
特に《忍法 変化の術》で特殊召喚できる《霞の谷の巨神鳥》は、効果を使っても手札に戻るので、何度も《忍法 変化の術》を手札に回収することによって、その度に手札から特殊召喚し、効果を発動することができます。
召命の神弓ーアポロウーサ
トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上
このカードの③の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。①:「召命の神弓-アポロウーサ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードの元々の攻撃力は、このカードのリンク素材としたモンスターの数×800になる。③:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。このカードの攻撃力を800ダウンし、その発動を無効にする。
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《召命の神弓ーアポロウーサ》は、トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上でリンク召喚できるリンク4のモンスターです。
【忍者】は、横展開が得意なテーマで、一気に3体〜4体の「忍者」モンスターが並んだりします。
《忍法 分身の術》を使って「忍者」モンスターをリリースし、そのレベル以下になるようにデッキからレベルの低いモンスターを複数体出したり、《黄昏の忍者将軍ーゲツガ》の効果で墓地から「忍者」モンスターを2体特殊召喚したりすることで、フィールドに「忍者」モンスターを揃えやすいです。
そうやって並んだ「忍者」モンスターを素材にすることで、《召命の神弓ーアポロウーサ》をリンク召喚することができます。
このカードの攻撃力は、リンク素材にしたモンスターの数×800ポイントになり、相手がモンスターの効果を発動した時に、このカードの攻撃力を800ダウンさせることで、その発動を無効にすることができます。
できるだけ多くのモンスターを使ってリンク召喚した方が、攻撃力も上がり、効果を無効にできる回数も増えます。
《霞の谷の巨神鳥》の時にも言いましたが、【忍者】は相手の効果を無効にする系のカードが少ないので、こういったカードを召喚して、相手の妨害をしていきましょう。