・イシズティアラメンツってなに?
・どういう所が強いの?
・デッキレシピを知りたい
✅こんな疑問を解決します。
今、遊戯王界で流行っている【イシズティアラメンツ】
大会でも結果を残し始めていて、【スプライト】の対抗馬として評価されています。
今回はそんな【イシズティアラメンツ】について解説していきます。
この記事では、
・イシズティアラメンツデッキレシピ
・イシズティアラメンツとは
・イシズティアラメンツの強い点
について説明します。
イシズティアラメンツデッキレシピ
モンスターカード
カード名 | 枚数 |
---|---|
ティアラメンツ・メイルゥ | 3 |
ティアラメンツ・ハゥフニス | 3 |
ティアラメンツ・シェイレーン | 3 |
ティアラメンツ・レイノハート | 2 |
剣神官ムドラ | 3 |
古衛兵アギド | 3 |
古尖兵ケルベク | 3 |
宿神像ケルドウ | 3 |
朱光の宣告者 | 3 |
宣告者の神巫 | 3 |
シャドール・ビースト | 1 |
灰流うらら | 3 |
魔法・罠カード
EXデッキ
カード名 | 枚数 |
---|---|
ティアラメンツ・キトカロス | 2 |
ティアラメンツ・カレイドハート | 1 |
エルシャドール・ミドラーシュ | 1 |
捕食植物ドラゴスタペリア | 2 |
フルール・ド・バロネス | 1 |
No.41 泥睡魔獣バグースカ | 1 |
クロノダイバー・リダン | 1 |
暗影の闇霊使いダルク | 1 |
励輝士 ヴェルズビュート | 1 |
深淵に潜む者 | 1 |
スプライト・エルフ | 1 |
天霆號アーゼウス | 1 |
旧神ヌトス | 1 |
イシズティアラメンツとは
イシズのカードとティアラメンツを合わせたデッキ
【イシズティアラメンツ】とは、その名の通り「イシズ」のカードと【ティアラメンツ】というテーマを合わせたデッキのことです。
「DP 輝石のデュエリスト編」で登場した「イシズ」のカードが【ティアラメンツ】と相性が良いため、組み合わせて運用され始めました。
ティアラメンツについて
【イシズティアラメンツ】を知るためには、まず【ティアラメンツ】の特徴について知る必要があります。
【ティアラメンツ】について解説した記事がありますので、まずそちらを見ていただくとわかりやすいのです。
一応、【ティアラメンツ】の特徴について簡単に説明すると、
「墓地へ送る効果」と「効果で墓地へ送られると発動する効果」をうまく使いながら戦う「融合主体」のテーマです。
これに、先ほど言った「DP 輝石のデュエリスト編」のカードを組み合わせることによってシナジーが生まれ、一気に強化されることとなりました。
「DP 輝石のデュエリスト編」で登場したイシズのカード
《古衛兵アギド》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、自分の墓地から「古衛兵アギド」以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
②:このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。 お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。 その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、 自分または相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る事ができる。
《古尖兵ケルベク》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合、 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
②:このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。 お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。 その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、 自分の墓地から罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットできる。
《剣神官ムドラ》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から他の天使族・地属性モンスター1体を捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、デッキから「墓守の罠」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
②:自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、 自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。 そのカードをデッキに戻す。 自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。
《宿神像ケルドウ》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から他の天使族・地属性モンスター1体を捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、デッキから「現世と冥界の逆転」またはそのカード名が記されたカード1枚を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、 自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。 そのカードをデッキに戻す。 自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。
《墓守の罠》
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する限り、 相手は墓地のカードの効果を発動できず、墓地のモンスターを特殊召喚できない。
②:お互いのメインフェイズに、手札を1枚捨てて発動できる。 デッキから「墓守」モンスターまたは天使族・地属性モンスター1体を手札に加える。
③:このカードが表側表示で存在する場合、相手ドローフェイズのドローの前に、カード名を1つ宣言して発動する。 通常のドローをしたカードを確認し、宣言したカードの場合、墓地へ送る。
イシズティアラメンツの強い点
墓地肥やしの加速
1つ目の強い点は、墓地肥やしが加速されることです。
【ティアラメンツ】にも「カードを墓地へ送る効果」を持つカードは多数存在しましたが、「DP 輝石のデュエリスト編」で登場したカードのおかげで、さらに墓地肥やしが行いやすくなりました。
《古衛兵アギド》と《古尖兵ケルベク》には、手札・デッキから墓地へ送られた場合に、お互いのデッキの上から5枚を墓地へ送るという効果があります。
この効果により、【ティアラメンツ】の「効果で墓地へ送られた場合に発動する効果」が今以上に発動しやすくなり、「ティアラメンツ」融合モンスターを召喚しやすくなりました。
相手のデッキ破壊も
《古衛兵アギド》と《古尖兵ケルベク》の効果は、お互いのデッキの上から5枚を墓地へ送るという効果のため、【ティアラメンツ】の効果が発動しやすくなる以外にも、相手のデッキを破壊するという使い方もできます。
お互いにデッキから減っていく枚数は同じですが、《ティアラメンツ・メイルゥ》や《ティアラメンツ・シェイレーン》の「効果で墓地に送られた場合に融合できる効果」は、融合素材のモンスターを自分のデッキの一番下に戻して融合するので、自分は少しずつデッキの枚数は回復していき、相手とのデッキの差はどんどん開いていくことになります。
《古衛兵アギト》の場合は、自分の墓地に《現世と冥界の逆転》があれば、自分か相手どちらかのデッキをさらに5枚墓地へ送ることができるため、一気に10枚ものカードを相手のデッキから削ることができます。
これにより、相手のデッキ切れでの勝利を目指すこともできるようになります。
場合によっては相手のメリットになることも
《古衛兵アギド》と《古尖兵ケルベク》の効果を使うと、自分は墓地肥やしの加速による恩恵を受けながらデュエルを進めていくことができますが、もちろん相手の墓地も増えていくので、場合によっては相手側にとってもメリットとなることがあります。
今の遊戯王では墓地を使わないということはほぼありません。
「デッキからカードを墓地へ送る効果」によって相手が効果を発動できたり、展開に必要なカードが墓地に揃うといったことが起こるかもしれません。
そういう点には注意が必要です。
強力な墓地封じ
2つ目の強い点は、相手の墓地を封じるということです。
「DP 輝石のデュエリスト編」のカードには、相手の墓地のカードを封じるカードも収録されているので、それらのカードを採用することによって、相手の墓地にロックをかけることができます。
《墓守の罠》
新しく追加された《墓守の罠》という永続罠カードは、自分の墓地に《現世と冥界の逆転》が存在する限り、相手は墓地のカードの効果を発動できず、墓地のモンスターを特殊召喚することができなくなるという効果を持っています。
これにより、相手の墓地をほぼ封じることができます。
先ほども言った通り、今の遊戯王は墓地を使うことが前提となっているので、それを封じることはデュエルを優位に進めていくことに繋がります。
この効果を使うためには、《現世と冥界の逆転》をあらかじめ墓地へ送っておく必要がありますが、「イシズティアラメンツ」デッキの場合、墓地へ送る効果を持つカードはたくさんあるので、この条件を満たすことは難しくないです。
この《墓守の罠》は、《剣神官ムドラ》の①の効果、もしくは《宿神像ケルドウ》の①の効果でサーチすることができるので、早めにサーチしておくと良いでしょう。
もし墓地に落ちてしまっても、《古尖兵ケルベク》の②の効果で墓地からセットできるので大丈夫です。
《剣神官ムドラ》と《宿神像ケルドウ》で相手の墓地のカードをデッキにバウンス
墓地封じのカードは《墓守の罠》だけではありません。
《剣神官ムドラ》と《宿神像ケルドウ》は、自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、 自分・相手の墓地のカードを合計5枚までデッキに戻すことができるという誘発即時効果を持っています。
《墓守の罠》のように墓地の効果を無効化するような効果はありませんが、フリーチェーンで打てるデッキへのバウンス効果なので使い勝手が良く、相手が墓地のカードを利用しようとしたときに発動することで、それを妨害することができます。
ただし、この合計5枚のバウンスというのは、《現世と冥界の逆転》がフィールド・墓地に存在する場合で、存在しない場合は合計3枚までとなります。
正直3枚のバウンスでもかなり強力で、十分相手の脅威となり得ます。
しかも合計5枚もしくは3枚「まで」なので、戻したいカードが1枚だけの場合は、1枚だけ戻すことも可能です。
まとめ
元々強いテーマだった【ティアラメンツ】
その【ティアラメンツ】に「イシズ」のカードが加わることによりさらに強力なデッキへと進化を遂げました。
《古衛兵アギド》と《古尖兵ケルベク》による「墓地肥やしの加速」や、《墓守の罠》や《剣神官ムドラ》《宿神像ケルドウ》による「相手の墓地封じ」など、お互いの長所が組み合わさることにより相手を圧倒します。
とても強いデッキなので、興味のある方はぜひ組んでみてください。
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