大要塞クジラデッキレシピ
モンスターカード
レベル | カード名 | 属性 | 種族 | 枚数 |
---|---|---|---|---|
7 | 大要塞クジラ | 水 | 魚族 | 2 |
7 | 城塞クジラ | 水 | 魚族 | 1 |
5 | 海竜神ーリバイアサン | 水 | 海竜族 | 3 |
4 | 電気海月ーフィサリアー | 水 | 水族 | 3 |
4 | デス・クラーケン | 水 | 水族 | 2 |
4 | アトランティスの戦士 | 水 | 水族 | 3 |
8 | 海亀壊獣ガメシエル | 水 | 水族 | 1 |
魔法・罠カード
カード名 | 種類 | 枚数 |
---|---|---|
伝説の都 アトランティス | フィールド魔法 | 3 |
海竜神の激昂 | 通常魔法 | 2 |
潜海奇襲Ⅱ | 永続魔法 | 2 |
魚群探知機 | 通常魔法 | 3 |
強欲で金満な壺 | 通常魔法 | 3 |
おろかな副葬 | 通常魔法 | 2 |
テラ・フォーミング | 通常魔法 | 1 |
潜海奇襲 | 永続罠 | 2 |
暗岩の海竜神 | 通常罠 | 1 |
氷結界 | 通常罠 | 2 |
ドラグマ・パニッシュメント | 通常罠 | 2 |
激流葬 | 通常罠 | 2 |
EXデッキ
レベル・ランク・リンク | カード名 | 属性 | 種族 | 枚数 |
---|---|---|---|---|
4 | 海晶乙女アクア・アルゴノート | 水 | サイバース族 | 1 |
4 | 海晶乙女グレート・バブル・リーフ | 水 | サイバース族 | 1 |
2 | 海晶乙女コーラルアネモネ | 水 | サイバース族 | 3 |
2 | 清冽の水霊使いエリア | 水 | 魔法使い族 | 1 |
2 | マスター・ボーイ | 水 | 水族 | 1 |
2 | 水精鱗ーサラキアビス | 水 | 海竜族 | 1 |
4 | 旧神ヌトス | 光 | 天使族 | 1 |
6 | 中生代化石騎士 スカルナイト | 地 | 岩石族 | 1 |
4 | 深淵に潜む者 | 水 | 海竜族 | 1 |
4 | No.101 S・H・Ark Knight | 水 | 水族 | 1 |
3 | 超量機獣グランパルス | 水 | 機械族 | 1 |
8 | PSYフレームロード・Ω | 光 | サイキック族 | 1 |
7 | ウィンドペガサス@イグニスター | 風 | サイバース族 | 1 |
大要塞クジラデッキの動き・回し方
まずは《海》を発動する
このデッキは、《海》というカードが重要になるデッキです。
フィールドに《海》が存在する場合に使えるカードや発動する効果を持つモンスター・魔法・罠が多いので、最優先で《海》をフィールドに発動しましょう。
このデッキで、《海》としての役割を持つのは、《伝説の都 アトランティス》と《潜海奇襲Ⅱ》の2枚のカードで、《伝説の都 アトランティス》はルール上《海》として扱い、《潜海奇襲Ⅱ》は、フィールド・墓地に存在する場合に《海》として扱うことができます。
この2枚のうちで、サーチ手段が多いのは《伝説の都 アトランティス》です。
フィールド魔法である《伝説の都 アトランティス》は、《テラ・フォーミング》でサーチしたり、《アトランティスの戦士》を手札から捨てることでデッキから手札に加えることができます。
なので、《海》をフィールドに張りたい場合、《潜海奇襲Ⅱ》よりも《伝説の都 アトランティス》の方を優先的に考えた方がいいでしょう。
《伝説の都 アトランティス》の方を優先するべき理由はもう1つあるのですが、それは後ほど説明します。
《電気海月ーフィサリアー》と《海竜神ーリバイアサン》で相手を妨害
《電気海月ーフィサリアー》と《海竜神ーリバイアサン》は、フィールドに《海》が存在すると効果を発動することができるモンスターで、この2体のモンスターで相手の妨害が行えます。
《電気海月ーフィサリアー》
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札・デッキ及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「海」1枚を墓地へ送って発動できる。手札から水属性モンスター1体を特殊召喚する。②:フィールドに「海」が存在し、相手が魔法・モンスターの効果を発動した時に発動できる。その効果を無効にする。その後、このカードの攻撃力・守備力を600アップできる。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=17049
《電気海月ーフィサリアー》は、手札・デッキ・自分フィールドの中から、《海》を1枚墓地へ送ることで、手札から水属性モンスターを1体特殊召喚することができる効果を持っています。
手札から特殊召喚する水属性モンスターにはレベル制限がないので、レベル7の《城塞クジラ》や《大要塞クジラ》なども出すことができます。
コストとして墓地へ送る《海》はデッキからも選べるので、ルール上《海》として扱う《伝説の都 アトランティス》をデッキから墓地へ送ることで、手札・フィールドのカードを消費せずに効果を発動することが可能です。
さらに、この効果で《伝説の都 アトランティス》を墓地へ送っておくことで、《潜海奇襲》の発動時の効果で、墓地から《伝説の都 アトランティス》を発動することができるようになります。
もう1つの効果は、フィールドに《海》が存在し、相手が魔法・モンスターの効果を発動したときに、その効果を無効にし、このカードの攻撃力・守備力を600上げることができる効果です。
フィールドに《海》が存在する場合という条件付きですが、魔法・モンスターの効果を無効にできるのは優秀です。
非常に使い勝手の良い効果で、とりあえず《海》とこのカードを一緒に出しておくだけでも、かなりの制止力になります。
ただし、罠カードの効果には対応していないので、そこは注意が必要です。
《海竜神ーリバイアサン》
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドに「海」が存在する限り、水属性以外の表側表示モンスターはお互いのフィールドにそれぞれ1体しか存在できない(お互いのプレイヤーは自身のフィールドに水属性以外の表側表示モンスターが2体以上存在する場合には、1体になるように墓地へ送らなければならない)。②:自分メインフェイズに発動できる。デッキから以下のカードの内いずれか1枚を手札に加える。
●「海」
●「リバイアサン」魔法・罠カード
●「シー・ステルス」魔法・罠カード
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=17047
《海竜神ーリバイアサン》は、レベル5の海竜族モンスターで、フィールドに《海》が存在する限り、お互いに水属性以外の表側表示のモンスターは、フィールドにそれぞれ1体しか存在できなくする効果を持っています。
《御前試合》と似たような効果で、水属性なら何体でもOKですが、水属性以外の属性モンスターはお互いにそれぞれ1体しか表側表示で存在できなくします。
こちらは全て水属性のモンスターなので、問題なく並べることができますが、相手が水属性以外のデッキだった場合、相手にとっては相当強力な制限になります。
この状況を突破するには、相手はまず《海》か《海竜神ーリバイアサン》のどちらか片方を処理する必要がありますが、《海》を破壊しようとした場合は《電気海月ーフィサリアー》や《潜海奇襲》の効果で守ることができ、《海竜神ーリバイアサン》を戦闘破壊しようとしても、相手はモンスターを1体しか出せないので、シンクロやエクシーズもできず、なかなか突破はできません。
効果破壊に対しては、墓地の《海竜神の激昂》を除外することで防げるので、意外と崩されにくいです。
こうやって相手を妨害している間に、《城塞クジラ》や《大要塞クジラ》を召喚して、勝負を決める準備をしていきましょう。
また、このカードにはもう1つ効果があり、それは自分のメインフェイズに、「海」、「リバイアサン」魔法・罠カード、「シー・ステルス」魔法・罠カードのどれか1枚をデッキから手札に加えることができる効果です。
フィールドに《海》がなければ《伝説の都 アトランティス》を持ってきたり、《激流葬》をセットしておくために《海竜神の激昂》を持ってきたりと、かなりサーチ範囲が広く、状況に応じたカードを手札に加えることができるので、とても優秀な効果です。
ちなみに《海竜神ーリバイアサン》はレベル5のモンスターなので、召喚には1体のリリースが必要になりますが、《伝説の都 アトランティス》があると、手札・フィールドの水速性モンスターのレベルが1下がるので、レベル4になり、リリースなしで通常召喚できるようになります。
これが先ほど言った《伝説の都 アトランティス》の方を優先する理由です。
《大要塞クジラ》で相手にダイレクトアタック
《電気海月ーフィサリアー》や《海竜神ーリバイアサン》で相手を妨害したら、最後はこのデッキのエースモンスターである《大要塞クジラ》を召喚して勝負を決めにいきましょう。
《大要塞クジラ》
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドに「海」が存在する場合に発動できる。このターン、自分の水属性モンスターは直接攻撃できる。②:相手バトルフェイズに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。③:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から戦士族・水属性モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=17046&request_locale=ja
《大要塞クジラ》は、フィールドに《海》が存在する場合、自分の水属性モンスターに、このターン、相手に直接攻撃することができるという効果を付与する効果を持っています。
相手フィールドに壁モンスターが居ようが、この効果を使えれば関係なくダイレクトアタックを通すことができます。
相手のライフを大きく削ることができ、場合によっては一気に決着をつけることも可能です。
《電気海月ーフィサリアー》の効果で手札から特殊召喚したり、《暗岩の海竜神》の効果を使えば手札だけではなくデッキからもこの《大要塞クジラ》を特殊召喚することができます。
その他に、《潜海奇襲Ⅱ》の効果でも手札・墓地から特殊召喚することはできますが、特殊召喚できるタイミングが「お互いのバトルフェイズ開始時」なので、そのタイミングで特殊召喚しても「相手に直接攻撃できる」という効果を発動することはできないので、その点は注意しましょう。
このように、まずフィールドに《海》を張り、《電気海月ーフィサリアー》や《海竜神ーリバイアサン》などのモンスターで相手を妨害している間に《大要塞クジラ》を召喚し、最後は《大要塞クジラ》のダイレクトアタック効果で相手のライフを削るというのが、このデッキの基本的な動きです。